この記事では、X(Twitter)のハッシュタグ検索の方法について解説します。
現行のXでは、ハッシュタグについて次の2つの方法で検索が可能です。
- 検索コマンドを使用する方法
- Xブラウザ版(Web版)の「高度な検索」を使う方法
お手軽なのは「高度な検索」による検索ですが、細かい条件が指定できないため、人によっては検索結果に不満を感じるかもしれません。
よりおすすめなのは、条件を細かく指定できる検索コマンドの使用ですね。
それではそれぞれの方法について、本文で詳しく紹介していきます。
検索コマンドを使用してハッシュタグ検索を行う方法
検索コマンドの場合、特定のハッシュタグを含む検索と除外する検索の両方が使えます。
特定のハッシュタグを含むポストを検索する
検索したいハッシュタグがある場合は、ハッシュタグとして検索したい語句の頭に「#」をつけて検索します。
#ハッシュタグ
たとえば「電子ひつじ」というハッシュタグを抽出したい場合は、下記のように検索します。
#電子ひつじ
なおハッシュタグとして指定する語句は完全一致として処理されるため、「#電子ひつじ」として検索しても「#電子」や「#ひつじ」は含まれません。
またハッシュタグは複数検索が可能なので、「#電子」と「#ひつじ」を一緒に指定することも可能です。
ただしこの場合は、「#電子」と「#ひつじ」の両方を含むポストが抽出されるだけで、「#電子ひつじ」を含むポストは抽出されません。
(もちろん「#電子」と「#ひつじ」がポストに含まれていれば、抽出されますが)
特定のハッシュタグを含むポストを除外検索する
検索結果から、特定のハッシュタグを含むポストを除外して検索もできます。
除外する場合は、ハッシュタグ検索の頭に「-」(半角のマイナス)を付与します。
-#ハッシュタグ
たとえば「#電子ひつじ」というハッシュタグを使っているポストだけを除外したい場合は、下記のように指定してください。
-#電子ひつじ
ハッシュタグの除外検索は複数検索も可能ですが、ハッシュタグの通常検索と同時に使用することもできます。
たとえば「ひつじ」というハッシュタグを使っているポストから、「#電子ひつじ」を使用しているポストだけを除外して抽出したい場合は、下記のように指定できます。
#ひつじ -#電子ひつじ
またハッシュタグ検索は単純な語句検索などと併用が可能です。
ハッシュタグの有無を条件にポストを検索する方法
検索コマンドを使うと、「ポストにハッシュタグを含むかどうか」を条件にポストを抽出できます。
ハッシュタグの有無が条件なので、ハッシュタグの語句が何であるかは関係ありません。
ハッシュタグを含むツイートを検索する
ハッシュタグを含むツイートだけを検索したい場合は、下記のコマンドを使用します。
filter:hashtags
たとえば、ハッシュタグ付きのポストの中から、「電子ひつじ」という語句を含んだものだけを抽出したい場合は、下記のコマンドで検索します。
filter:hashtags 電子ひつじ
もちろん検索語句は複数を同時指定できますし、他の検索コマンドと組みあせて使うことも可能です。
ハッシュタグを含むポストを検索結果から除外する
ハッシュタグを含むポストを除外する場合は、次のコマンドを使います。
exclude:hashtags
「-」ではなく「exclude:」なのがポイントですね。
「電子ひつじ」という語句を含むポストからハッシュタグを使っているポストのみを除外したい場合は、下記のようにコマンド指定してください。
exclude:hashtags 電子ひつじ
「高度な検索」からハッシュタグ検索を行う方法
「高度な検索」を使ったハッシュタグ検索では、「特定のハッシュタグを含むポスト」のみを検索できます。
抽出される結果は、検索コマンドの「#ハッシュタグ」と変わりません。
「次のハッシュタグを含む」と表示された検索窓にハッシュタグ名を指定することで、対象のポストを検索できます。
Xのハッシュタグ検索まとめ
イーロン・マスクが「ハッシュタグを使わないで」と発言したこともあり、ハッシュタグがこの先どのようなかたちで存続していくのかやや不透明な部分はありますが、少なくとも現時点ではユーザーに多く使われている機能です。
上手に利用することでポストの検索の手間が削減できるようになるかと思うので、ぜひ活用してみてください。
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