X(Twitter)には、ポストの一機能として、アンケートの投稿機能が用意されています。
今回は、このアンケート投稿を含むポストについて、検索コマンドを使って検索する方法を紹介します。
X(Twitter)でアンケートを含むポストを検索する方法
Xでアンケートを含むポストを検索する場合は、検索コマンドを使います。
検索コマンドとは検索条件を指定できる特定のコマンド(文字列)のことで、検索したい語句とあわせて検索ボックスへ入力して使用します。
テキストだけで作成されたアンケートを検索する場合
テキストだけで作成されたアンケートを検索する場合は、下記の文字列を検索ボックスへ入力して検索します。
- card_name:poll2choice_text_only OR card_name:poll3choice_text_only OR card_name:poll4choice_text_only
検索すると、次のようにテキストだけのアンケートが抽出されます。
テキストで作成されたアンケートで画像のあるものを検索する場合
アンケート機能では画像が添付できますが、画像を使ったアンケートのみを検索したい場合は次のコマンドを入力して検索します。
- card_name:poll2choice_image OR card_name:poll3choice_image OR card_name:poll4choice_image
検索すると、次のように画像を含んだアンケートのみが抽出されます。
アンケート検索は検索ワードを組み合わせて検索も可能
アンケート検索は、ワードを組み合わせた検索も可能です。
コマンドとスペースを空けて語句を入力すると、その語句を含んだアンケートのみを抽出できます。
下記のコマンドは、twitterという語句を含む日本語のテキストで書かれたアンケートポストを検索する際の記述です。
- card_name:poll2choice_text_only OR card_name:poll3choice_text_only OR card_name:poll4choice_text_only lang:ja twitter
検索語句のtwitterに加えて、日本語検索のlang:jaのコマンドが追加されているので、日本語のみのポストが抽出できます。
X(Twitter)のアンケート検索コマンドの詳しい解説
上記のアンケート検索のコマンドは、3つのコマンドを組み合わせたもので、それぞれのコマンドのみを単独で実行することも可能です。
ここではXのアンケート検索のコマンド内容について、詳細を解説します。
テキストのみを含むアンケートのコマンド内容
テキストのみを含むアンケートの検索コマンドは、アンケートの選択肢の数に対応した3種類が用意されています。
選択肢数 | |
---|---|
2択 | card_name:poll2choice_text_only |
3択 | card_name:poll3choice_text_only |
4択 | card_name:poll4choice_text_only |
コマンドの「poll」の後ろの数がアンケートの選択肢の数を示しており、数値を変えることで選択肢の数を限定してポストを検索できます。
またこれらのコマンドは「OR」で繋げることができ、その場合は「かつ検索」としていずれかを含むポストを抽出できます。
選択肢の数に関わらず全てのポストを抽出したい場合は、上記の3つのコマンドを全て「OR」で繋げばOKです。
画像を含むアンケートのコマンド内容
画像を含むアンケートの場合もテキストと同様に、検索コマンドは下記の3種類です。
こちらもアンケートの選択肢の数に応じて、検索結果に表示されるツイートは変わります。
選択肢数 | |
---|---|
2択 | card_name:poll2choice_image |
3択 | card_name:poll3choice_image |
4択 | card_name:poll4choice_image |
こちらもテキストの場合と同様に、「poll」直後の数値で選択肢の数を指定できます。
また「OR」でかつ検索できるので、全てのポストを抽出したい場合は、上記の3つのコマンドを全て「OR」で繋げればOKです。
検索コマンドの使い方
Xのアンケート検索の使い方について詳しく見ていきましょう。
2択3択4択すべてを一度に検索する場合はOR検索を使う
ここまで紹介してきたように、アンケートを選択肢の数に関わらず全て抽出したい場合は、それぞれの選択肢ごとのコマンドをORで繋いで検索します。
- card_name:poll2choice_text_only OR card_name:poll3choice_text_only OR card_name:poll4choice_text_only
OR条件(a OR b OR c= aまたはbまたはc)が効くため、すべての選択肢を含むポストが抽出できます。
検索ワードや他の検索コマンドとも併用可能
アンケート検索は、検索ワードや他の検索コマンドとの併用も可能です。
複数の検索条件を重ねることで、目当てのポストを探しやすくなります。
アンケート検索を使用する場合の使い方の具体例
ここからはアンケート検索のコマンドの使い方の具体例として、他の検索コマンドと組み合わせた使い方を紹介します。
日本語のアンケートだけに限定したい場合はlang:jaを追加
普通にアンケート検索をすると日本語以外のツイートも大量にかかることがあるため、検索コマンドlang:jaを追加することで検索結果が見やすくなります。
このlang:jaは言語を日本語に指定するコマンドで、検索結果が日本語のポストのみに限定されます。
- card_name:poll2choice_text_only OR card_name:poll3choice_text_only OR card_name:poll4choice_text_only lang:ja
リポスト回数を指定したい場合はmin_retweets:数を追加
リポスト数が一定以上のアンケートのみに限定したい場合は、最後にmin_retweets:数を加えます。
- card_name:poll2choice_text_only OR card_name:poll3choice_text_only OR card_name:poll4choice_text_only min_retweets:100
上記の例ではリポスト数を100回以上に指定しています。
同様に「いいね」の数を条件にすることも可能です。
ポスト期間を指定したい場合はsince:・until:検索を追加
ポストされた期間で検索結果を絞り込みたい場合は、since:やuntil:コマンドとの併用します。
- card_name:poll2choice_text_only OR card_name:poll3choice_text_only OR card_name:poll4choice_text_only lang:ja since:2024-7-1 until:2024-9-15
上記のコマンドでは、2024年7月1日から2024年9月15日の間にポストされた、日本語テキストのみのすべての選択肢のアンケートが抽出できます。
なお、日時の指定はポストされた日にちであってアンケートの実施期間ではないため、注意してください。
たとえばアンケート期間を3日間として投稿された2024年6月30日のポストの場合、投稿日が上記のコマンドに含まれないため、検索結果に表示されません。
X(Twitter)のアンケート検索まとめ
アンケート検索だけを対象にポストを検索することは、一般的な使い方の中ではそう多くないかもしれませんが、新たにアンケートを投稿する際には、過去のポストは参考にしてもよいでしょう。
ぜひ本記事を参考にアンケート検索を活用してみてください。
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