X(旧Twitter)で「URLを含んだ投稿をしてもOGPカードが表示されない」場合の対処方法について紹介します。
通常、投稿したURLにOGPカードが設定されている場合は、URLとあわせてカードの画像が表示されますが、まれにキャッシュの不具合で画像が表示されないことがあります。
以前はCard Validatorによってキャッシュを強制的に更新して画像を再表示できましたが、Card Validatorの提供が終了したために、現在ではこの方法は使えなくなってしまいました。
そこで今回は、X公式がアナウンスする最新のOGPカードのキャッシュ更新方法について、分かりやすく解説します。
【2024年版】Xのカードをキャッシュクリアする方法
X公式が紹介する「トラブルシューティングガイド」(Troubleshooting Guide)によると、Xのカードのキャッシュを更新する方法として、次の手順が紹介されています。
- bit.lyなどの短縮URL系サービスを利用して、キャッシュクリアしたいページの短縮URLを生成する
- 生成した短縮URLを含んだ投稿をポストする
- 短縮URLにXのクローラーが訪問することで、キャッシュのクリアが促される
この方法では、短縮URLをツイートすることでクローラーの訪問のきっかけを作り、比較的短い時間のうちに画像を更新することを狙います。
しかしこの方法は、クローラーに対して直接訪問を働きかけるわけではありません。
あくまで間接的にキャッシュの更新を促す方法でしかないため、Card Validatorのような即時性はありません。
とはいえ、画像のキャッシュは最長で7日間も維持されてしまうため、放置してクローラーの訪問を待つよりかは、問題が早く解決しそうです。
画像URLは変更するとキャッシュの更新に失敗しない
差し替えた画像のURLが以前のものと同じ場合、キャッシュの更新に失敗することもあるようです。
その場合は次の方法を試してみることをおすすめします。
- 画像URLを他の文字列に差し替える
- 画像URLにパラメータを追加する
同一のURLを避けることで、キャッシュの更新の失敗を回避できます。
Card Validatorは不定期に復活しているっぽい
ここまで「Card Validatorはすでに使えない」ことを前提に解説してきましたが、Xのポストを見ると、Card Validatorの機能は不定期で復活しているようです。
何かのタイミングで機能が有効になることもあるらしく、試してみたら使えたという声もポツポツ上がっていたりします。
前述の最新版の正攻法が面倒だと感じる方は、一度ダメ元で試してみることをおすすめします。
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