この記事では、Xのリストを検索する方法やリスト内から特定の語句を含むポストを検索する方法を解説します。
前提として確認しておくと、現在のXの仕様では、検索コマンドで検索できるのは自分が作成したのリストだけです。
他のユーザーのリストは検索コマンドで検索できないため、リストを見たい場合はユーザーのプロフィール欄から個別に公開リストをチェックするしかできません。
この記事では、主に検索コマンドを使った自身のリストを検索する方法を紹介します。
他のXユーザーのリストで閲覧できるのは公開リストのみ
前提として確認しておきたいのが、特定のユーザーのリストをプロフィール欄から見る場合、他のユーザーが閲覧できるのは「公開リスト」のみです。
そのユーザーがリストを「非公開リスト」として作成している場合は、プロフィール欄から見ようとしても、他のユーザーからは見えません。
ただし自分の作成したリストは、公開・非公開に関係なく見られるので(当たり前ですが)、検索コマンドでリスト内のツイートを抽出できます。
具体的には、下記のコマンドを使うことで、該当のリスト内のツイートを検索できます。
Xで自分のリスト内のポストを検索する方法
自分が作成したリストからポストを検索する方法としては、次の2つがあります。
- リストに登録したアカウントのポストだけを抽出する
- 特定のリストから特定の語句を含むポストを抽出する
それぞれについて解説していきます。
リストを検索①:list検索(リストIDで検索)
リストそのものを検索する方法で、リストに登録したアカウントのポストだけが表示されます。
コマンドは次のように記述します。
list:リストID
リストIDとはリストごとに付与される数列で、URLから確認できます。
具体的には下記の箇所を見れば分かります。
たとえば上記の「ダミーリスト」を検索したい場合は、下記のように検索コマンドを打てばOKです。
list:1870307343717814587
ちなみにスマホのXアプリ上からはURLが確認できないため、スマホからリスト検索したい場合は、ブラウザで開きなおす必要があります。
list検索は他の検索コマンドと併用が可能
list検索を単体で使用しても自分のリストがタイムライン上に再現されるだけなので、それだけでは使い道があまりありません。
list検索は他の検索コマンドと一緒に使うことができるので、使うならむしろこちらの使い方が主流です。
語句検索や期間指定を組み合わせれば、目的のポストを探しやすくなります。
たとえば先ほどの「ダミーリスト」から「ひつじ」という語句を含むポストを探したい場合は、次のようにコマンドを指定します。
list:1870307343717814587 ひつじ
期間指定をしたうえで日本語のポストのみという条件を付与した場合は、下記のようになります。
list:1870307343717814587 ひつじ since:2024-12-1 until:2024-12-31 lang:ja
リストスラッグによる検索はできない?【2024年12月時点】
ここで言う「リストスラッグ」とは、半角英数字でつけられたリスト名のことで、全角文字でつけられたリスト名は含みません。
(たとえば先ほどの「ダミーリスト」は全角文字なので対象ではありません)
以前はリストのURLが「twitter.com/esa/lists/hogehoge」のような形式だったため、下記のコマンドが旧リストURL向けに検索コマンドとして機能しているようです(未検証)。
list:@ユーザーID/リストスラッグ
最新のリストのURLは上記にあてはまらないため、2024年12月現在使用できません。
まとめ:検索条件を複数設定する場合は検索コマンドの再確認を
リスト検索は通常検索と同じように複数の検索コマンドを併用できます。
検索コマンドを多く知っていれば検索のしかたの幅が広がるので、他のコマンドもチェックしてみてください。
当サイトでは検索コマンドのまとめ記事も書いているので、もしよければそちらもご覧ください。
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